ROTARY CLUB OF MANDAUE EAST
 会員数17名の小さいクラブですが、政府の手のまわらない所を助けるべく、積極的に奉仕活動を展開している。各案件に対しRCC(地域社会共同隊) *日本語解説 と云う下部組織をつくり、ロータリーがイニシアティブを取り、国全体が直面している「人口問題と生活改善」をテーマに積極意的に活動を展開している。ための教育と指導を行うことを基本としている。
 大きな目標として、貧困からの脱却を目指し、人口問題(家族計画と未来を担う子供達の教育)と生活改善を重点項目に掲げRIFPD プロジェクト(Rotarian Fellowship for Population and Development )として取り組んでいる。

背景
 フィリピンは未だ70%の人達が、貧しく飢えていて安定した仕事を持っていない。親が貧しいため子供は学校にも行けず、早くから親を助け、働き、場合によっては見捨てられている。
 教育を受けられず、字も読めないだめ、就職の機会が無いという状態が親から子に伝わり、悪循環となってしまっている。
 また、経済的な理由と教育の問題で、避妊や出産に対する知識が乏しいことから、多くの乳児や幼児が成長過程で命を落としている。特にお産については、7〜8割が自力出産で、病院や助産所での安全な出産がなされていない。病気にかかっても病院に行く費用がないため、病気がちな人が多く、貧困に輪をかけている。

         1) 出産健康管理の強化
           助産婦や出産サービス機関への教育
         2) デイケアセンター
           移動可能な託児所(保育)の試作

         3) ファミリープランニング センター
           閑村にセンターを設立し母親教育を実施
         4) 女性の生活改善

             女性の地位向上のための職場つくり
  
昨年度のプログラム
       ○生活改善プロジェクト
         貧しい子供達に何らかの技を身につけさせ。少しでも収入が得られるよう手助けする。
         仕事を持つことにより、物乞いなどしているより、プライドと品位を持つことを願っている。
       ○健康管理プロジェクト
         飲料水の水質の悪さから病気にかかる割合が多いため、水質改善に力を入れる。
         また、同時に周辺の環境改善にも気を使っている。
         知識不足から来る偏食が多く、栄養バランスが崩れて、病気になることが多い。
         母親教育にカを入れる。
           2003-04 WCS申請書   プロジェクト計画書